【長岡市の整体院】〜栄養レポート〜
2022/03/13
「脂質」については、さほど摂取を意識しなくても問題ありません。肉や卵でタンパク質をとっていれば、必然的に脂質は摂取できるからです。
最近は「高脂質食」についての情報もたくさん出てきていますが、本格的に取り組もうとすると、摂取するグラム数や、脂質代謝に必要なビタミンやミネラルをサプリメントで補うことも考え合わせる必要が出てきて、非常に複雑になります。
更に、脂質のみの摂取で血糖値は上がりません。
血糖値を直接的に上げるのは糖質だけです。
しかし、糖質と脂質を合わせてとると、糖質の影響で血糖値が上がり、インスリンが分泌されて、糖質と一緒に脂質も脂肪細胞に取り込まれることになります。
つまり、太りやすくなります。
しかし、脂質だけならこのスイッチは入りませんし、タンパク質と合わせて摂取しても、少量のインスリンしか分泌されないため、過剰に肥満になる心配はありません。
逆に、糖質オフをしながら脂質まで制限すると、エネルギー不足に陥るので、注意が必要です。
空腹をやわらげるためには、エネルギーに素早く変わるMCTオイルを摂取することが助けになることもあります。
加熱せずにそのまま摂取するのがコツです。
朝や食間の紅茶やコーヒーに加えて飲んでいる人も多いようです。
素早くといっても、摂取してからエネルギーに変換されるまで3時間ほどかかるため、そのタイミングを見計らって摂取する必要があります。