「痛み」はどこで感じるのか?
2025/02/08
「痛み」はどこで感じるのか?
その正体を知れば、ラクになる
「痛みが消えない…」
「もう治ったはずなのに、まだ痛い」
そんな経験はありませんか?
実は、痛みを感じるのは 「脳」 です。
つまり、痛みの原因は「体」だけではなく、「脳の認識」によるものもあるのです。
では、なぜ脳が痛みを作り出すのか?
「痛みの正体」 を深掘りし、
長岡市の整体院
「ボディコーディネートサロン〜Truth〜」 が提案する「脳の痛み」との向き合い方を
紹介します。
「痛み」の種類は1つじゃない
私たちは、痛みを 「ケガ」 や 「炎症」 など、
体の異常によって生じるものと
考えがちです。
しかし、科学的に見ると、
痛みには 「脳が作り出す痛み」 もあります。
例えば、次のような痛みは 「脳」が
関与している可能性が高いです。
1. 記憶による痛み
過去に強い痛みを経験すると、脳は「同じことが起こるかもしれない」と学習します。
例えば、 「昔ぎっくり腰をした人が、また同じ動きをしたときに、痛みを感じる」 というケース。
実際には再発していなくても、脳が「危険」と判断し、痛みを発生させることがあります。
✅ 対策:痛みの記憶をリセット
するために、「大丈夫」と脳に伝える動作や
ストレッチを取り入れる。
2. 本当は治りたくない痛み
意外かもしれませんが、
「痛みを抱え続けたい」と無意識に
思っているケースもあります。
例えば、 「痛みがあることで周囲に心配してもらえる」 という状況。
この場合、脳が「痛みを持ち続けた方が得」と判断し、治りにくくなります。
✅ 対策:痛みのメリット・
デメリットを書き出し、
「本当に治したいのか?」を
自分に問いかける。
3. 視覚情報による痛み
傷やあざを見た瞬間に「痛い!」と
感じたことはありませんか?
実は、 目から入る情報 も脳の痛みを
引き起こす要因になります。
オーストラリアの研究では、
「本物そっくりの赤い偽の傷」を
腕に描いた人の約30%が、本当に痛みを
感じた」 という報告もあります
(出典:Lorimer Moseley, 2008)。
✅ 対策:痛みがある場所を
「ポジティブなイメージ」に変える
工夫をする
(例えば、カラフルなテープを貼るなど)。
4. 音感による痛み
「ギシッ」「バキッ」という音を聞くだけで
痛みを感じた経験はありませんか?
これは 「音と痛みを脳が結びつけている」
ために起こります。
例えば、関節が鳴る音を「痛そう」と
思っている人は、実際には異常が
なくても痛みを感じやすくなります。
✅ 対策:音に対する意識を変え、
「問題ない音」と脳に教える習慣をつける。
「痛み」はコントロールできるものもあります。